"No Balance Palace" / Kashmir
2006年 03月 26日
No Balance Palace
Kashmir
デンマークでは国民的バンドといわれている、カシミールのサード・アルバム。
前作"Zitilites"では、繊細でキラキラしたメロディと
北欧のレディオヘッドといわれるようなエレクトロニックな一面が印象的だったが。
リードシングルの「The Curse of Being A Girl」からして、
今までのカシミールとはちょっと違うなぁと感じてはいたものの。
実際にアルバムを通して聴いてみてると、
よりパワフルで分厚いサウンドに仕上がっているのが分かるし。
繊細で緻密な音作りに変わりはないがエレクトロニックなアレンジは影をひそめ、
ギター・サウンドを前面に出したロックな内容になっているかと。
ただ、前作が好きな人には少々の違和感はあるかも。
実際のところ、私も最初のうちはいまいちピンとこなかったのだが、
聞き込んでるうちにカシミールの新しい方向性が感じられて、
これはこれで良い作品だと思えたという次第。
ヴィジュアルやアートワークへのこだわりが伝わってくるような中ジャケも◎
アルバムとあわせて要チェックですぞ☆
■オフィシャルサイト
http://www.kashmir.dk/
■レーベルサイト(アーティストペ-ジ)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/Kashmir/index.html
by awren
| 2006-03-26 17:28
| CD感想