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JOHN SQUIRE@Shinjuku Liquid Room

JOHN SQUIRE@Shinjuku Liquid Room_b0032346_14261715.jpg私の永遠のイチオシなThe Stone Rosesの元ギタリスト、 
ジョン・スクワイヤのライヴということで。
行く前からなんだかソワソワしちゃって落ち着かない自分。
憧れの人ジョンに会えるのかと思うと年がいもなくドキドキしちゃって^^;
もうどうにかなっちゃうんじゃないかと思ったけれど(笑)
今はこうして無事に余韻に浸ってます。
昨日のライヴは一言でいうとセカンドの頃のジョンのギターサウンドを彷彿とさせるものがあったかなと。
あの神業ギターは今も健在!思う存分酔いしれてきました。

ライヴは10分押しくらいで始まり。
今か今かと待ってるファンの高鳴る気持ちとともに、
いよいよジョンの登場となりその興奮は絶頂に達する。
自分の目の前にいるのは本当にジョンなんだぁと思うとちょっと感涙気味。。
それと同時に皆、ワーっと前の方に押し寄せる(これにはビックリ)
それまでは私の後ろとかも適度に余裕があったのに、すぐ後ろに人の気配を感じるくらいの密着ぶりで。
ちょっとただならぬ?雰囲気もあったけれど、ジョンコールの嵐とともにライヴの幕開けとなる。

オープニングの曲は、大阪と同じで「DRIVING SOUTH」。
いきなり最初からあの唸るギターが聴けて、もう大感激で会場も大盛り上がり!!!
心配してたボーカルも、ハードめなこの曲にはかなり馴染んでたし。
さらりと唄いこなしててなかなかイイ感じ。
2曲目の「MADE OF STONE」や他のローゼズの曲にも言える事なんだけど。
オリジナル曲に比べると音もよりヘヴィでロックしたアレンジになってて、全然別ものでしたね。
やはりジョンの声に合わせたアレンジになってたのかなーとも思え。
イントロが始まっても、何の曲だかわからないものとかもあったし。
特に「WATERFALL」は最初のうちは何の曲だかわからずってくらいヘヴィなアレンジになっていて。
そしてジョンには申し訳ないんだけど声が・・・(笑)
やはりこの曲に関してはイアンのボーカルじゃなきゃと思いました。

そんな中で一番良かったのが「FOOLS GOLD」。
私の中では上位に位置してなかったものの。
ライヴで聴くと全然印象が違って聞こえて新鮮だった。
この曲が当時のローゼズの雰囲気を一番体感できたんじゃないかな。
彼らの音を、リアルタイムで体験できなかった私にとっては嬉しい限り。
ジョンのハードでヘヴィなギターが織り成すグルーヴ感に陶酔。。。
昇天しちゃいました(笑)
「TIGHTROPE」や「HOW DO YOU SLEEP」なども、ジョン流のアレンジにボーカルも溶け込んでいて。
消化できてたんじゃないかと思います。
そして、客もちゃーんと歌詞を覚えて一緒に歌ってる。
ライヴならでは一体感のある素晴らしい光景だよね(^^)

どうしてもローゼズの曲の感想が先になっちゃうけど。
ソロ曲達も、セカンドの頃のジョンのギターが感じられるアレンジになってたし。
それと深みがある音色みたいなのもプラスされててカッコ良かった。
CDで聴けるギターはおとなしい感じが否めないが。
ライヴとなるとこんなにもロックした曲になるのかなーと。
ボーカルもだいぶ慣れてきた印象を受けたし。
私的には「JOE LOUISE」と「TIME CHANGES EVERYTHING」が良かった。
特に「TIME CHANGES EVERYTHING」は、オリジナルのしっとりした感じとは違う
ギターアレンジがこの曲を熱くカッコ良いものにしてたかと。
ジョンがかき鳴らすギターの音には思わず聞き惚れちゃうのよね。
周りからも「ほぉ~」という声が上がったほど。
改めてジョンのギターテクニックの凄さと素晴らしさを実感した瞬間。
いつまでもその音色に酔いしれていたかったなぁ。もう虜(笑)

アンコール後はまずバンドのメンバー紹介。
(なぜか皆、ジョンとかジョ○○とかいう名前の人ばっかり)
アンコールの最後の曲は「I'M SO BORED WITH THE U.S.A.」。
クラッシュのカバー曲でした。
ジョー・ストラマーに捧げる意味での選曲。
途中、歌い出しを間違ってたようなとこもあり(笑)
パンク独特の激しいノリノリの曲で今回のライヴで一番ヒートアップ?して終了。

ローゼズの曲とソロ曲、カバー曲を織り交ぜながらの1時間30分のライヴ。
最後にジョンは客席の方にかがみこんでたので、
何やってるんだろう~、まさかステージから降りるのかしら??と見てたら。
最前列の人達(端から端まで)みんなと握手をしてた!
ジョンの誠実で暖かい人柄が伝わってくる場面でした。
最前にいた人が羨ましいー。
無口な人だけに?MCなど一切なかったし
発した言葉といえば、曲紹介の時と演奏が終わった時の「サンキュー」くらいで^^;
ライヴ中にジョンにあっつ~いラヴコール送ってた男性ファンにもそ知らぬ顔(笑)
照れもあったのかな??

今後ソロ曲が増えていくと、ローゼズ曲の演奏は減ってくだろうし。
その中でどれだけライブを盛り上げていけるかという見方もあるけれど。
昨日のジョンのギターを聴いてたら、今後も期待したい気持ちでいっぱいです。
次のアルバムは怒れるアルバムにするとか言ってたし?
セカンド期のハードなギターが聴けるのかもと楽しみ♪
タイムリーに聴いてるはずのない世代に、熱い声援を送られてるジョンを見てると
こんなに皆に愛されて幸せモノだな~となんか感慨深いライヴでもありました。




2/20/2003@Shinjuku Liquid Room
◆Set List◆
01.DRIVING SOUTH
02.MADE OF STONE
03.JOE LOUIS
04.TRANSATLANTIC NEAR DEATH EXPERIENCE
05.SHE BANGS THE DRUMS
06.All I REALLY WANT
07.I MISS YOU
08.TIME CHANGES EVERYTHING
09.WELCOME TO THE VALLEY
10.WATERFALL
11.HOW DO YOU SLEEP
12.FOOLS GOLD
◆Encore◆
13.15 DAYS
14.TIGHTROPE
15.I'M SO BORED WITH THE U.S.A.
by awren | 2003-02-21 15:20 | ライヴ感想

海外ドラマや映画に音楽、その他イロイロ日記です。


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