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The Stills@LIQUIDROOM ebisu

The Stills@LIQUIDROOM ebisu_b0032346_15512999.jpg今回のライヴ会場である恵比寿リキッドルームは、
9月のSupergrassの時に迷いに迷ってやっと辿り着いたという苦い経験があるだけに。
あれだけ迷って覚えた道なんだから行けるさ大丈夫と思いつつまだちょっぴり不安だったけれど。
そんなに心配する必要もなかったくらい問題なく行けちゃいました(ほっ)
先に到着してたlisaさんとも無事に合流。
2階のカフェで昨日lisaさんが参戦したKASABIANのライヴ話を聞きながらの開場待ち。
かなり大変な思いをしたようで、私にはとても耐えられそうにないなぁと(笑)

開場時間となり会場へ入るが、今回もチケは良番が取れてたものの最前列とまではいかなかったので。
デイヴや他のメンバーも良く見えた
アフターパーティーの時と同じ真中の柵のとこで見ることにしたんだけど。
開演時間が迫るにしたがってなんだか背の高い男子達が私達の前に立ちはだかる。
う~んこのままだと私の位置からじゃティムが見えないかも・・・。
と不安に思いながらもオープニングアクトのライヴを迎えることに。

OCEANLANEは洋楽ライヴでは前座率が高いバンドなので。
名前だけは良く知ってたけれど音自体はちゃんと聞いた事がなく。
LAST DAYS OF APRILの前座もやってたし、
洋楽ファンには受ける音なのかもな~と思ってたけれど。
実際聞いてみて切ないメロディとかギターの音とかUK好きな私にはちょっと良いかもと思えました。
途中トラブル発生でライヴが中断したりしたけれど。
あまり喋りが得意そうでないのに一生懸命MCで繋いだりしてたし。
手抜きなしでの演奏は好感が持てたしこれからもっとブレイクするといいよね。
The Stills@LIQUIDROOM ebisu_b0032346_1437565.jpg
そしていよいよ本日のメインアクト、The Stillsの登場~♪
ステージの後ろにあるスクリーンにはアルバムジャケの
羽根がヒラヒラと舞っている映像が映し出されライヴへの期待がますます高まってくる。
メンバー登場とともに会場内はスゴイ歓声と熱気に包まれ。
出てくるなりデイヴは自分のカメラで客席を写したり、
グレッグはたばこを吸ってたみたいだったし、オリバーはお酒(ワイン?)の入った紙コップを片手にそしてティムはにこやかに颯爽と登場。
和やかな雰囲気でメンバーみんなリラックスした様子でのスタート。

オープニングは「Lola Stars And Stripes」。
そして「Gender Bombs」と続き会場内は一気に盛り上がるが。
3ヶ月前にアフターパーティーで見ているだけに、
正直なとこ同じような感じで感動がないかもなーと探りを入れながら見てた私。
でもそんな心配は3曲目の「Changes Are No Good」で吹っ飛んだね(笑)
曲終盤のかき鳴らされるギターの音の洪水とズシリと重く響くベースにパワフルなドラム。
これらが全て混ざり合っての音圧の凄さには心底ヤラレた。。。
ここから一気にStillsの世界にひき込まれてく。
次の曲にいく前でのMCで急にフランス語で話し始めるティム。
(モントリオール出身だけあってペラペラ)
演奏するのがフランス語の曲なのでその説明をしてたのかも。
「Love & Death」は個人的に大好きな曲なので自分のテンションも最高潮(笑)
「Animals And Insects」はCDだと陰鬱で透明感のある曲だけど。
ライヴでは転調してるせいか、今までとはかなり違って聞こえて妙に印象に残る。
そして本編は「Still In Love Song」の熱演で会場内ヒートアップして終了。

アンコールではこの日2曲目になる新曲を披露してくれたんだけど。
まだどのライヴでも演奏したことないらしく、タイトルも決まってないみたいで。
オリバーに曲名どうするのか聞かれてティムがその場で考えて発表したものの。
肝心のタイトルのとこエコーがかかっちゃって聞き取れやしないじゃん(笑)
こういう遊び心あるところがまたステキ(^^♪
ミドルテンポでブルース調の切ないメロディがジワジワと効いてくるナンバー。
とても素敵な曲!早くCDで聴いてみたいな♪

そして最後はデイヴのボーカル曲「Yesterday Never Tomorrows」。
今までドラムを叩いてたデイヴがマイクを持ってステージ中央に立つと
待ってましたと言わんばかりの歓声が上がる。
アフターパーティーでもそうだったけど、メンバーのはしゃぎっぷりが見ていて本当に楽しい!
演奏が進むにつれてまずティムとオリバーがそれぞれステージ両端のスピーカーの上に乗っかって向かい合って演奏し始め。
そのうちオリバーがまたまたスピーカーの上の方までよじ登るという荒業を披露(笑)
最後はデイヴ→グレッグ→オリバー→ティムの順番にステージを後にするんだけど。
デイヴは気づかないうちにいなくなっちゃってたな~^^;
グレッグはピックを投げてくし、オリバーは最後やっぱりダイブしてくれたし。
ティムはギターを弾きながら名残惜しそうにしてたけど。
最後はもしかして客席にダイブするのかな?と思ったが手を振りながら引っ込んでいきました。
メンバーが去った後、会場内には「Yesterday Never Tomorrows」のアウトロのギターの音が鳴り響き。
それを聞きながら余韻に浸る客。
明るくなっても暫くは拍手が鳴り止まなかったものね。

今回のライヴではThe Stillsというバンドの成長を実感できたってことが一番の収穫だったと思う。
8月に見た時より演奏やアレンジ・聞かせ方とか一段とうまくなってたし。
CDの雰囲気を残しながらもアグレッシブでパワフルそして迫力あるプレイは
見るものの心を捉えて離さない魅力があるよね。
そしてサポートにキーボードが加入したことでアレンジにも幅が出たと思うし。
これからも私の中で気になる存在であり続けるのは間違ナシだな☆

とまあこんな感じでまとめてみましたが如何でしょうlisaさん(笑)
後はよろしくデス。




11/8/2004@Liquidroom Ebisu
◆Set List◆
01.Lola Stars And Stripes
02.Gender Bombs
03.Changes Are No Good
04.Retour A Veg 
05.Of Montreal
06.Love And Death
07.Ready For It
08.Animals And Insects
09.Still In Love Song
◆Encore◆
10.Killer Bees
11.Halo The Harpoon(新曲)
12.Yesterday Never Tomorrows
by awren | 2004-11-09 20:22 | ライヴ感想

海外ドラマや映画に音楽、その他イロイロ日記です。


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