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サマーソニック05 <東京 2日目>


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サマソニ2日目。天気は昨日とはうって変わって快晴。
雨の心配がないのは嬉しいが、暑いのも体力消耗するからイヤなんだよなー(笑)
頭痛の方は、昨日よりはマシだが痛くなりそうなビミョウな感じ。
ちょっと不安ながらもオアシスまで体力温存、ゆったり見ることを目標に頑張るゾ。

午前中は用事があって参戦できない後輩のNちゃんとは、
15:00か16:00頃に合流する予定で、それまでは1人でのんびり行動。
この日最初のアクトであるシーザーズ開始1時間前くらいに幕張入り。
しかしこの日はやはり暑さが厳しく、
駅から幕張メッセへと歩いただけでもう汗びっしょり…。
この暑さの中、マリンまで移動するなんて考えただけで恐ろしいなあ(笑)
トイレに行って着替えたりして一休みした後、開演5分前くらいにソニックステージへ。


>>CAESARS@SONIC STAGE

昨日はここでイアンを見たんだよな~と感慨にふける余裕もないくらい、
すでに沢山の人でコミコミな状態。
昨日のイアンの時より人がいっぱい??(笑)
チケが完売しただけあるし、今日は人が多いんだろうなぁと思いながら。
ステージ左側のフェンス寄りのあいてる空間を探す。
開演時刻になりメンバーが登場するやいなや凄い歓声と熱気に包まれ。
シーザーズってこんなに人気あったけ?!とちょっとビックリ。
たちまちダンスフロアへと化していく風景に圧倒されつつ、
ポップでグルーヴィーなサウンドに体を揺らしながら観戦。
あまり体調が良くないこともあったし、
人出の多さも考えて少し早めに切り上げようと思ったのだが。
やっぱり「Jerk It Out」が聞きたいじゃない(笑)
この曲が終わってから外へ出てみると、入口には入場規制中の看板が。
ステージの入口付近には入れなかった人達が大勢座って音だけ聞いてたみたい。
だからこんなに混んでたのかぁ~と1人納得。
もう少し遅かったら規制中で入れなかったかも。


余裕があれば、この後のLITTLE BARRIEも見たかったのだが。
なんといってもオアシスのため体力温存が最優先だったので無理はしないと決めてたので。
デスキャブに備えてお昼ご飯を食べるためフードエリアへと向かう。
この日は、他の人が食べてて美味しそうだったボンカレーに挑戦(笑)
カレーライス食べるのは久し振りってこともあってか、美味しく完食♪
ご飯中は友達やNちゃんにメールしたり、
マリンへ移動する際に何処で待ち合わせたらいいかチェックしたりと。
のんびり食べて休んでから、少し早めにデスキャブを見るためソニックステージへと戻る。


>>DEATH CAB FOR CUTIE@SONIC STAGE

彼らのライヴを見るのもこれで2度目。
前回の単独公演でのパフォーマンスにすっかり魅了されてしまった私としては。
あの感動と興奮を再び味わいたくて楽しみにしてたライヴのひとつ。
その期待を裏切らない素晴らしい演奏を披露してくれた。
ヘヴィでパワフルなリズム隊に知的で繊細なメロディが絡み、
じんわりとしかも確実にデスキャブワールドが広がっていくこの感触がたまらない。
「New Year」や「The Sound of Settling」が聞けて嬉しかったし♪
新曲は2曲とも新しい方向性が感じられるサウンドで好印象。
新譜への期待もますます高まるよネ。
そして最後の「Transatlanticism」は圧巻の一言。
素晴らしい演奏に感動、心が震えた瞬間だった。
クリスの「ダイジョウブダッタデスカ?」というMCには笑えたし(^^)
曲によってはボーカルのベンがトラムパッドを叩いたり、
ギターのクリスとベンが交互にキーボードを弾いたりと。
相変わらずのマルチプレーヤー振りも見れたしで大満足☆


>>RODDY FRAME@SONIC STAGE

時間があれば見ようと思ってたアクトだったので、
Nちゃんとの待ち合わせ時間までロディを観戦することに。
ステージ左側のフェンス寄りのとこに座りながら登場を待つ。
ブロック・パーティ待ちな人達もいたとはいえ結構観客が集まってたし。
ロディの登場とともに熱い歓声が上がる。
どうやらアコースティックセットでの演奏となるらしく、
ソロ曲やオレンジ・ジュース時代の曲をやるから楽しんでねとのMCで始まる。
容姿は変わってしまったが、美しいメロディと透明感ある素晴らしい歌声は今も健在。
1曲終わるごとに大きな拍手がおこり、笑顔で応えるロディ。
半分寝ながらまったり聴いてたのだが(笑)
アコースティックギターでの弾き語りによる心震える瞬間を味わえたライヴだった。
ちょっと名残惜しい気もしたが、
Nちゃんと待ち合わせのため4.5曲聞いたところで会場を後にする。


マリンへの移動は初めての経験でよく分からなかったので。
とりあえずメッセの会場入り口付近で待ち合わせて、
リストバンド交換所にいたスタッフに、効率のよい移動手段を聞いてみたところ。
歩いたら15分で、シャトルバスも運行されてるとのこと。
だいぶ日が陰ってきたとはいえこの暑さの中を歩くのは体力消耗するなーと思ったし、
バス乗り場がすぐ近くだったのでとりあえず行って並んでみることに。
混雑することもなく、2台目のバスに乗ることができ5分くらいでマリンに到着。
マリンでの光景を想像しながらやや興奮気味にスタジアムの中へ入ってみると…
いやぁ~広々としてて気持ちイイ!!
早速に2人分のスタンド席を探すがこれがなかなか見つからない。
このまま立って見るのかなぁとちょっと不安がよぎったが、
Nちゃんがステージをほぼ中央から見れる席を見つけてくれてやっと落ち着くことができた。
この後、ここでステキなオマケ付きでオアシスを見れることになるとはね(笑)


>>KASABIAN@MARINE STAGE
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アジカン終了後のセットチェンジ中にスタンド席を確保できたので、
KASABIANは最初から落ち着いてみることができた。
彼らのライヴは去年のサマソニでも観てるのだが、
一年振りに見る彼らのパフォーマンスは沢山の観客を前にして堂々たるもの。
昨年はメッセの会場で午前中の早い時間にプレイしてたのに、
この日はマリンスタジアムでしかもこの時間帯での演奏とは。
まだフルアルバム1枚しか出してないのに破格の出世といえるかも(笑)
そして最後はKASABIANのキラーチューンである「CLUB FOOT」の出番。
やはりこの曲は盛り上る!メンバーも満足そうに余韻を残して終了。


>>WEEZER@MARINE STAGE

カサビアンの後はオアシスに備えて腹ごしらえをするため、
スタジアム内にある売店にてヤキソバを購入。
久しぶりだったのと外で食べたせいもあってか、もう美味しいったらない(笑)
時おり吹く強い風に飛ばされないようヤキソバを食べてるうちに
メンバーが登場しライヴ開始。
オープニングからポップでノリの良いナンバーが続き、
私の中ではウィーザー=泣きメロなイメージだったのが早くも崩れ去る。
リバースの一緒に歌って欲しいとの呼びかけに観客が応えて
大合唱となった「Perfect Situation」や「Beverly Hills」でおこった手拍子は、
スタジアム中の観客がひとつになった感動的な瞬間だった。
殆ど曲を知らない私でも充分に楽しめたWEEZERマジック溢れるライヴを
夕暮れ時という絶好のシチュエーションで堪能できて満足度100%


>>OASIS@MARINE STAGE

始まってしまうと早いものであとは本日の大トリ、オアシスを残すのみ。
オアシス最優先で体力温存してきたのだからして、
思いきりハジける意気込みで開演時間を待つ。
待ってる間に私達の席の後方で何やらあったらしく、隣のNちゃんが振り返って見てたので。
一体何ごと?と思いながら見てみると…。
な、なななーんとカサビアンのトム達(セルジオとクリストファーもいたもよう)が
貴賓席にいるではないか!!
自分達の演奏が終わって、先輩のオアシスを鑑賞しに来たらしい。
貴賓席の周りには、デジカメや携帯カメラを持ったファンが押し寄せ人だかりができてた。
そのうちトムがわざわざ窓を開けて手を振ってくれるものだから。
何人かは手を伸ばして握手してもらったりと。
私も近くまで行きたかったが、オアシスを見逃したくなかったのでじっと我慢(笑)

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いよいよ開始時間となり会場内の熱気も一段と高まっていたのだが、
10分くらいしてもなかなか始まる気配がない。
と思ったら突然の場内アナウンスが始まり嫌な予感…。
どうやら機材トラブルがあったらしく調整中とのことで、中止じゃなくてホッと一安心。
始まるまでの30分の間は、繰り返し起こるウェーブに参加したり(この時トムも一緒に参加)
トムに握手とキスしてもらった人がキッカケで始まった握手&サイン会を眺めながら
その光景を携帯カメラで撮ったりして楽しい一時を過ごす。
嫌な顔ひとつせず、一人一人と丁寧に接してたトムの姿が印象的だったなぁ。

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そうこうしてるうちに再び予定時間が迫ってきて。
今度こそオアシスが見れるという期待と興奮と熱気が渦巻く中。
「Fuckin' In The Bushes」が大音響で流れ、メンバー登場。
それと同時にスタンド席の観客も一斉に立ち上がる。
オープニングの「Turn up The Sun」は新譜からの曲。
ナマで聴くとダイナミックなオアシスグルーヴが全身で感じられてすごくカッコ良い。
その次の「Lyra」では早くもサビ部分で大合唱がおこり、
観客が一斉に腕を振って歌う光景は壮観そのもの。
アルバムで聴いた時からスケール感のある大合唱向けな曲だなと思った
私の予感は見事に的中☆
その後、3曲続けて演奏された初期ナンバー中、
「Morning Glory」ではまたまたサビで大合唱。
私の中ではアオシス永遠の定番曲。そしてこの曲もすでに名曲だね。
それから「The Importance Of Being Idle」ではイントロを聴いた瞬間
思わずNちゃんと顔を見合わせて爆笑してしまった…ごめんねノエル兄さん(笑)
いやでもCDより渋めなアレンジで意外と良かったカモ。
今回、新譜の曲で一番印象に残ってるのが「The Meaning OF Soul」。
ステージ後方にあった光の柱のような演出が曲の雰囲気にマッチしてて◎

この日のリアムは、声も良く出てたし絶好調だったようで。
タンバリンを頭にのっけたり口にくわえたり、
頭に手をのせておどけてみせたりと始終ご機嫌な様子。
マンチェ訛のせいか聞き取れなくて残念だったけど、
観客に質問しても通じなくてノエルにグチってる風なリアムが可笑しかった(笑)
 
オアシスの現在と過去が交錯する王道を行くようなセットリストだったが、
なんといっても今回のハイライトは、「Don't Look Back In Anger」でしょう!
イントロが始まった瞬間に大歓声が沸き起こり、すでに最初から一緒に歌う人もいたほど。
もちろんサビではマリンスタジアムが揺れるほどの大合唱。
UK本国のライヴにも負けてないこの素晴らしい光景に感激したのか、
サビ部分になるとそっとマイクから離れて私達に歌わせてくれたノエル。
この瞬間がずーっと続けばいいのにと思わずにはいられなかった。
演奏後はちょっと照れながらも嬉しそうなノエルが印象的だったなぁ。
やっぱりお兄ちゃんオイシイとこもってくよ(笑)
最後はアンコール定番のカバー曲「My Generation」で締めくくり。
40分も待たされたけどオアシスが見れて嬉しいという
観客の熱い気持ちがメンバーに伝わったかのような。
ものすごい一体感ある素晴らしいパフォーマンスをありがとう!!
最後まで喧嘩せずに演奏してくれたギャラガーズに感謝(笑)

◆セットリスト◆

01.Turn up The Sun 
02.Lyla 
03.Bring It On Down 
04.Morning Glory 
05.Cigarettes & Alcohol 
06.The Importance Of Being Idle 
07.A Bell Will Ring 
08.Live Forever 
09.The Meaning OF Soul 
10.Mucky Fingers 
11.Champagne Supernova 
12.Rock 'N' Roll Star 
13.Wonderwall 
14.Don't Look Back In Anger 
15.My Generation


その後暫くして、オアシスの余韻に満ちたマリンスタジアム上空に花火が上がる。
サマソニ恒例の花火をちゃんと見るのはこれが初めてだが、
すっごく綺麗でまたまた感動。。。
オアシスで完全燃焼、これで私の夏は終わったな~とシミジミ。
幕張からの帰り道では、Nちゃんとサマソニ2日間の感想をイロイロと語りながら。
東京駅で別れてそれぞれの家路へと着いたのでした。

なんだかんだいっても1日目・2日目ともに予定通り見れたし。
Nちゃんのおかげでカサビアンのオマケ付きでオアシスを見ることができたしで。
サマソニ2日間とも行って良かった!楽しかった!!
私的には1日目のベストアクトはイアン・ブラウンで2日目はオアシス。
特にスタジアムで観たオアシスのフェスマジックに溢れたライヴは一生モノになりそう。

来年はフジロックが10周年てことで豪華ラインナップになりそうだし。
その分サマソニがショボくなるのではないかと心配なところもあるが(笑)
まあ、メンツ次第ではまた来年も行きたいな~と☆
by awren | 2005-08-21 12:54 | ライヴ感想

海外ドラマや映画に音楽、その他イロイロ日記です。


by awren