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サマーソニック05 <東京 1日目>

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この日は午前中は雨との予報だったので、とりあえず雨具は持参したのだが。
幕張に着いてみると曇りながらも雨の心配はなさそうだったので一安心。
後輩のNちゃんと駅で10時に待ち合わせて会場のメッセへと向かう。
まずはチケットをリストバンドに交換してもらったのだが、ここでトラブル発生。
リストバンドをピッタリ止めてしまってから外せないことに気付いたNちゃん。
翌日、出かける用事があるのでこのままじゃマズイとかなり焦ってる様子。
リストバンドの再発行はしないとのことだったが、ダメもとでスタッフに聞いてみたところ。。
ハサミで切って新しいリストバンドと交換してくれたのでした。
スタッフの方にはお世話かけちゃいましたが助かりましたぁー。


>>THE SUBWAYS@MOUNTAIN STAGE

さてさて、リストバンドも無事に交換できたことだし。
本日のオープニングアクトであるThe Subwaysを見るためマウンテンステージへ直行。
着いてみてあまりに広くて最初のうちはどこにステージがあるのか分からなかったくらい。
NちゃんはイアンのTシャツを買いに物販の列に並んでたので、
今年から登場した2段式ベンチの上段にて一人で鑑賞。
午前中の早い時間にも拘らず、彼らが登場するやいなやかなりの盛り上がり。
初っ端からビリーはドラムの上に乗っかるわ、シャーロットとの絡みはあるわで。
若さ溢れるエネルキッシュなパフォーマンスを披露。
演奏もしっかりしてるしグラストなどビッグフェスに出演しただけのことはあるなーと。
「Oh Yeah」で大いに会場を沸かせ、ビリーの「アリガト」や
シャーロットの「タノシンデ」のMCがこれまた可愛くて好印象のうちに終了。


>>HAL@SONIC STAGE

並んだ甲斐あってイアンTシャツを無事にゲットできたNちゃんと合流し。
昼ご飯に豚骨ラーメンを食べてからHALを見るためソニックステージへと向かう。
お客さん少ないんだろうなぁ~と思ったが、想像してたよりも多くて一安心(笑)
演奏が始まる前に通訳の人が登場してHALを紹介した後、メンバー登場。
CDで聴くのとはまた違った優しさと力強さに溢れた心和むHALワールドに暫し酔い痴れる。
このまま最後まで聞いていたかったのだがぁ。
THE DEPARTUREを見るため3曲で切り上げてマウンテンステージへと向かう。


>>THE DEPARTURE@MOUNTAIN STAGE

もう2曲くらいは演奏しちゃったかなぁーと思いながら急いで移動したのだが。
まだ始まってなかったので最初から見ることができてラッキー。
しかーし、自分の中ではかなり期待してたライヴだったはずなのに印象が薄いのはなぜ…?
とはいってもダイナミックでダンサブルなビートには
見てるものを踊らさせてしまうデバーチャーマジックなるものあると思うし。
「See You Soon」て言ってたから単独公演ありそうなので、その真偽を確かめねば(笑)
この時はステージ左側のフェンス寄りで見ていてたのだけれど。
誰かに呼ばれてスタッフ専用出入り口へと消えていく外国人を目撃する。
暗くてハッキリとは分からなかったが、多分LOUIS XIVのメンバーだったんじゃないかと。
自分達のライヴが終わってTHE DEPARTUREを観戦してたみたい。


>>INTERPOL@MOUNTAIN STAGE

この後イアン・ブラウンまでスケジュールがびっしりなため、
ライヴ前にクレープ(これがなかなか美味しかった☆)で腹ごしらえ。
INTERPOLは1月にも単独公演を見てるので、今年は2回も見れて嬉しい限り。
逆光のライトで照らされた薄暗いステージに、
クールビズなんて関係ないねといわんばかりにネクタイをキチンとしめたメンバーが登場。
オープニングはやはりこの曲「Next Exit」。
CDよりもヘヴィでダイナミックなサウンドとポールの凛とした力強いボーカルが会場内に響く。
私的には「Evil」、「Slow Hands」、「C'mere」でキターって感じ(笑)
単独公演の時ほどじゃなかったけれど、観客の中には外国人の姿もチラホラ。
ダニエルの華麗なステップさばきと共に、クールで憂いのあるパフォーマンスを充分に堪能♪


>>MEW@SONIC STAGE

MEWを観戦するため再びソニックステージへと戻る。
彼らのライヴも2003年11月の来日公演で見て以来だからこれで2度目。
一曲目から映像と音楽とが見事なまでにマッチした幻想的なステージが展開される。
イントロから静かに始まり、途中で曲調が変わった瞬間に
スクリーンには光のツブがパーっとはじけるような映像が映し出され。
そのタイミングがあまりにも絶妙で思わずゾクっとしてしまったほど。。
もともと演奏力のあるバンドなのだが、以前と比べると全体的に骨太になったような印象。
新曲ではヘヴィでダークなサウンドと
ヨーナスの透明感溢れる高音ボイスの対比が美しく儚く会場中に響き渡ってた。
この秋に発売予定となっている新譜が楽しみなところ。
できれば「She Came Home For Christmas」が聞きたかったけれど、
最後に「Comfoting Sounds」が聴けたから満足☆



>>THE TEARS@SONIC STAGE

MEW後はイアンまで同じソニックステージで観れるのでそのまま残ってTHE TEARS待ち。
来日直前にブレッドのお父さんが亡くなられたと知り。
精神的にかなりツライ状態だろうに、
そんなことを感じさせないくらいエネルギッシュなパフォーマンスを披露してくれた。
とにかくバーナードのギターアクションが可愛いったらないのダ!!
いつもならばやや後方で見る私も。
バーナードの顔をハッキリ見たいがために恐る恐る前の方へと行ってみる。
前へ行けば行くほど周りは圧倒的に男性が多く、明らかに温度が違う…アツイのよ(笑)
でもこういう熱気の中でライヴを見ると、また全然違った印象を受けるから不思議。
曲によってはブレッドとバーナードが2人とも寝っころがったり。
最後はブレッドが消えた?と思ったら、ステージを降りてフェンス近くで歌ってたりと。
もう本当に目の離せない人達なんだから(笑)
スウェード時代からのファンらしき女性が子供を抱っこしながら見てたのも印象的だった。


>>IAN BROWN@SONIC STAGE
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さて、あとは本日のトリ、イアン・ブラウンを残すのみ。
始まる前にトイレに行ってる間に、
私のローゼズ師匠でもある後輩のNちゃんからステージ近くを陣取ったとメールが(笑)
実はINTERPOLを見てる途中あたりから頭痛がしはじめ。
イアンが始まる前にはすでにかなりズキズキ状態でちょっと辛かったこともあり、
私はステージ左側のフェンスに寄りかかって見ることに。

イアンを一目見たいという熱い思いのファンで、場内は一種独特の雰囲気があったのだが。
そんな中、イアンが(紫系の)ピンク色のジャージ上下で登場し、
凄い歓声の中「I Wanna Be Adored」のイントロが聞こえてきた瞬間。
私も含めて、端っこにいた人達が吸い寄せられるようにステージへと駆け寄っていく。
まさかこの曲をイアンのボーカルで聞ける日がくるなんて…。
嬉しすぎて思わず泣き出しそうになる。
その後も「Made of Stone」、「Watefall」とローゼスのナンバーが3曲続き。
このローゼズ3連発は反則ワザだよ~イアン!!!
感激のあまり半泣き状態で頭が痛いのも忘れて一緒に歌う自分。
この場にジョン、レニ、マニがいたらなぁと思わずにいられなかった……。

その後は新譜や過去のソロ作品からの曲を織り交ぜたセットリストで、
演奏が終わるたびに手を高く上げて拍手したり、盆踊り?のような振りで客を煽ったり。
「アリガト」「元気ですけ?」など日本語MCも連発(笑)
常に観客と一緒になって楽んでるようなイアンのパフォーマンスを見てたら、
なぜイアンがこんなに愛されるのか初めてわかったような気がした。
最後の方でもう一曲「She Bangs The Drums」をやってくれてさらに感動・感涙。
オンチと言われようが何だろうが(笑)
この日のベストアクトはイアン・ブラウンで決まり☆☆☆
終演後も興奮冷めやらぬ観客に向かって、
「アリガト」「元気ですけ?」など知ってる限りの日本語を言いながら。
最後は「イチ・ニ・サン・シ・ゴ!」と意味不明なMCを残してステージを後にしてた。

◆セットリスト◆
01. I WANNA BE ADORED
02. MADE OF STONE
03. WATERFALL
04. GOLDEN GAZE
05. THE SWEET FANTASTIC
06. TIME IS MY EVERYTHING
07. FOREVER AND A DAY
08. ALL ABLAZE (新曲)
09. LONGSIGHT M13
10. KEEP WHAT YA GOT
11. SHE BANGS THE DRUMS
12. F.E.A.R.
13. SUBMISSION(セックス・ピストルズのカバー曲)


この日はイアンを最後にソニックステージのライヴはほぼ予定通りに終了。
Nちゃんが心配してた地元の駅からの最終バスにも、何とか間に合いそう。
帰りはDURAN DURANで大盛り上がりのマウンテンステージを横切って、
イアンを近くで堪能できて興奮気味の師匠と共に幕張駅へと向かったのでした。

初日は体調がイマイチながらも予定通り全部で7アクト見れたし。
HAL以外はフルで見れたし、なかなか上出来だったのカモ(笑)
でももう少し休みながら見て、イアンまで体力温存すればよかったなぁとちょっと反省しつつ。
明日はこの頭痛が少しでも良くなることを願いながら家路に着いたのでした。

東京2日目へと続く。
by awren | 2005-08-20 01:32 | ライヴ感想

海外ドラマや映画に音楽、その他イロイロ日記です。


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