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INTERPOL@Shibuya Club Quattro

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これで去年から続いたライヴラッシュも一区切り。
最後くらいは肩の力を抜いて楽しもうと決心(笑)
今回ご一緒したlisaさんが、
当日は会社から直行するため開演時間に間に合いそうにないので。
私が先に会場入りして二人分の場所を確保することに。
ビミョウに良番だったのでカウンター付近で見れるとは思ってたけども。
ステージを正面から見れるベストポジションはもうあいておらず、右側か左側か迷った結果、
柱がないぶん見やすいと感じた右側のカウンター後方に決める。
あまり前に行っても角度がきつくなってカルロスが見えなくなってしまうし、、
このポジション取りってなかなかに難しい^^;
失敗するとライヴ中ずーっと後悔することになり感動もイマイチになってしまうからね。

とりあえず場所取りも一段落したのでlisaさんの到着を待つことに。
暫くしてlisaさんから予定よりも早く会場に着けそう
とのメールが入り18:30頃には無事に合流。
しかしチケをなくしそうになるというアクシデントがあったらしくかなり動揺した様子(笑)
開演時間まで色々と話をするうちには落ち着いたようで。
とにかく間に合ってよかったぁー(^^)

日本での彼らの人気って微妙な感じがするので(笑)
果たしてこの会場がいっぱいになるのだろうかとちょっと心配だったけど。
開演時間が近づくにつれて、いつの間にか場内はかなりの人で埋まってた。
そしてよーく見てみると、客層が今までのライヴとは明らかに違うことに気づく。
全体の3分の2は男性でその内の3分の1は外人だったかと。
こんなに外人が多いライヴは初めだし、カッコ良い人が沢山いるじゃないの!(笑)
まるで海外で見てるかのような雰囲気だったな。

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そんな状況も楽しみつつ開演時間を10分くらい過ぎた頃、
客電が落ち、熱い歓声と拍手に迎えられてメンバー達が登場する。
記念すべき単独来日公演初日のオープニングを飾るのはやはりこの曲「Next Exit」。
彼らの演奏を聴いてまず思ったのが、予想以上に上手いってこと。
CD以上に力強く場内に響き渡るポールの声にも魅せられてしまう。
演奏面ではあまり期待してなかっただけにこれは嬉しい誤算(笑)
その後2、3曲歌ったところでポールが日本語で「こんばんわ」と客に挨拶したのだが。
これがもう日本人なみの完璧な発音でスバラシイ。
他にも「ありがとう」とか言ってたけど、声だけ聞いたら日本人かと思っちゃうくらい(笑)

そして客の熱い反応がこれまたすごいのなんのって。
「Say Hello To The Angels」なんてタテノリで、
今にもモッシュが起きそうなくらいの盛り上がり。
先週見たASHのライヴにも負けてないよー(笑)
次の「Not Even Jail」では
ヘヴィでパワフルなリズム隊に湿ったギターがキラキラ鳴り響き、
その時のライトの色(たぶん青か白だったかと)が曲の雰囲気にピタリとはまって、
儚く幻想的な空間を醸し出してた。
この光景には少しウルっときたほどで、この曲はこの日のベストソング。
ここからまた一段とINTERPOLの世界観へ引きこまれていく。

イントロが始まった瞬間に『待ってました!』
と言わんばかりの歓声と拍手が起こった「NYC」だったが。
キーンていうハウリングしたような音が鳴ってたのが残念。
でもメンバー達は慌てることなく演奏してたけど。
それにこの時のライティングがまた美しいのひとこと。
薄暗いステージ全体にはブルーのライトが灯り、
真ん中の黄色いライトが後光が差すようにクルクル回っていて、
まるで夜空に星が輝いているかのよう。
次に演奏した新譜からのシングル曲「Slow Hands」はこの日一番の盛り上がりだったし。
私のお気に入りソングのひとつ「C'mere」ではタバコ吸いながら歌うポール。
ギターを弾くときはそのタバコどうするのかと思いきや、
ギターのネックの弦のとこに挟んでた。
カッコ良すぎですポール王子(笑)

本編最後の「PDA」でのノイズ気味にかき鳴らされるギター、
音圧もありパワフルな演奏にはぐいぐい引き込まれる。
カルロスのベースもブイブイ鳴ってたしね(笑)
それをうけて場内のヒートアップぶりも最高潮に達する。
最後の追い込みでの演奏は迫力満点!
男性達の熱い声援をあとに一旦ステージを後にするメンバー達。

その後アンコール催促の歓声と手拍子が飛び交うなか再び登場すると。
「Stella was a diver and she was always down」では
またもやキーンてハウリング音が鳴り響いてしまったのだが、、
でもそんなこと気にならないくらいの素晴らしい演奏を聞かせてくれたし。
最後の「Roland」で会場を沸かせに湧かせると、
あくまでもダンディに余韻を残しながらステージを去っていきました。

予想以上にアグレッシブでエモーショナルなパフォーマンスにすっかりヤラれ気味(^^ゞ
ライヴ見る前と見た後では、彼らへの印象が全く違うものになってしまったほど。
日本での知名度はいまひとつなのだけど、CD聴くだけでなく是非にライヴも見て欲しい!
彼らが正真正銘のライヴバンドだってこと分かってもらえると思うし、
ハマってしまうこと間違いなしだから…☆

それにしてもライトの使い方が綺麗だったよなぁ。
ステージ全体は暗めなので、メンバーの顔ははっきり見えないけれど。
後ろから照らされるライトに浮かび上がるシルエットがとってもクール。
暑かったと思うのに演奏中も上着やセーターを脱ぐことなく、
またボタンやネクタイもきっちりしめたまま最後までビシっとダンディに決めてた彼ら。
男の美学ってやつでしょうか?
男性に人気あるのも分かる気がするような(笑)
終演後、会場の外に出てみると外人さん達が立ち話をしていて。
それがまたカッコ良い人ばかりでねぇ。
lisaさんと二人で目の保養しまくってきました(笑)

今回は行くのを迷いに迷ったけど、行って良かったと心から思えたライヴでした!
迷ってた私の背中を押してくれたlisaさんに感謝です♪




1/25/2005@Shibuya Club Quattro
◆Set List◆
01.Next Exit
02.Obstacle 1
03.NARC
04.Public Pervert
05.Say Hello To The Angels
06.Not Even Jail
07.Hands Away
08.NYC
09.Slow Hands
10.Length Of Love
11.Evil
12.PDA
◆Encore◆
13.Leif Erikson / Stella was a diver and she was always down
14.Roland
by awren | 2005-01-29 21:38 | ライヴ感想

海外ドラマや映画に音楽、その他イロイロ日記です。


by awren